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LANDSCAPE NOTES
珊瑚礁の海に浮かぶ、小さな楽園。
鳩間島へ
石垣島の西、西表島の北にぽつりと浮かぶ鳩間島。周囲が4kmほどの小さな島ですが、その風景の美しさは八重山でも特別です。
黒島を後にしたセスナ機は北西へ進路を取り、約10分で鳩間島の上空へ。高度を上げながら旋回すると、眼下には息をのむような景色が広がります。
島をぐるりと囲むのは、鮮やかなエメラルドグリーンの珊瑚礁の海。浅瀬から沖へ向かって幾重にも色を変える海は、まるで絵の具を溶かしたような美しさです。真っ白な砂浜が点在し、その中心に小さな島が静かに浮かぶ姿は、まさに南の島の理想風景。思わず何度もシャッターを切りた くなります。
島の中央には、標高約33mの鳩間中森があります。その頂には白い鳩間島灯台が立ち、島のランドマークとして親しまれています。隣には、琉球王府時代に築かれた火番盛(ひばんむい)の跡も。かつて海を行き交う船を見守った場所です。
ここから眺める景色もまた格別。深い緑の森と、どこまでも続く青い海。その向こうには雄大な西表島が横たわります。この風景は、八重山を代表する民謡「鳩間節」にも歌われ、今も多くの人を魅了し続けています。
人口は約50人。島には信号もなく、ゆったりとした時間が流れています。2005年にテレビドラマの舞台となって以降、訪れる人は増えましたが、素朴な島の空気は変わりません。
石垣港から定期船で約1時間。日帰りでも訪れることができる、小さくて豊かな島。何もしない贅沢を味わいたくなったら、鳩間島を目指してみてはいかがでしょう。
https://aneikankou.co.jp/timetable?utm_source=openai
航空写真家 寺下昌信
空撮飛行4300時間。さまざまな空撮技術で国・県・市町村の航空写真撮影を担当。JPS、視点、国立公園コンテスト、朝日新聞「日本の自然」等々、数多くのコンテストで入賞・入選を飾る日本を代表する航空写真家。長崎県出身。
日本最南端の島で、青に包まれる。
波照間島へ

